遭難軍人の碑
尾道市正徳町

碑 文 銘 遭難軍人之碑
建 立 日 昭和11年 山中村 前田徳一氏建立
英   霊 陸軍軍人11名
解   説  1895年(明治28年)7月25日に発生した山陽鉄道軍用列車海中転落事故の犠牲者を悼む碑。  軍用列車には日清戦争に従軍した傷病兵と付添人、乗員ら358名が乗車していたが、 折からの暴風雨による満潮時の波浪で、築堤が300mにわたって崩壊していた線路に突入したため、 機関車と客車6両が瀬戸内海に脱線転落した。
 戦地から帰還し故郷で療養できると思っていた矢先の惨事。御英霊の無念は如何ばかりであろうか。
行 き 方 三原より旧国道2号線を尾道方面へ進み、木原道路・尾道バイパス福地ICへと登る道と旧道との分岐を旧道側に300mほど行った左側。
おのみちバス東西本線「鳴滝登山口」200m。
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