本願寺広島別院 表忠塔 広島市中区寺町 |
碑 文 銘 | 表 忠 塔 |
建 立 日 | 大正7年4月 広島別院 建立 |
英 霊 | 日露戦争傷病兵士:2,179柱 |
解 説 | 寺院が多くある寺町でも、ひと際大きな寺院である本願寺広島別院境内南西側に塔はある。 それまでも戦死者の追悼法要をこの寺院で行っていた関係で、この場所に大正7年に建立された。 裏側に「明治三十七八年戦役ニ出征シ戦地ニ傷病ヲ得テ当地予備病院(註:広島陸軍病院)ニ歿セラレタル 竹中陸軍少将以下二千百七十九名ノ香骨ヲ納安シ永ク殉国の誠忠ヲ追慕センガ為メニ本碑ヲ建設ス」と記されている。 ただ碑の横に寺院側の塔に対する存在意義についての説明板があるが、国家神道を受け入れ戦時体制を擁護し、 仏の教えに背いた事への慚愧の証としてこの塔は存在するという旨の事が記されており、 これについては、忠魂碑や慰霊碑を英霊の慰霊顕彰の対象としている本サイトとは異なる見解であり、 同意しかねるところである。 |
行 き 方 |
国道183号線「別院前電停」交差点を東に入り90m。駐車場あり。 広電「別院前」140m。 |
地図リンク | 地図 |